孫を面倒に感じていませんか?
生まれたばかりの孫は可愛く、何かと気にかけてこられたかと思います。
ですが、親に面倒見を何度も任されたり、孫が成長するにつれたりして、孫に対して面倒という感情を持ってしまう祖父母は少なくありません。
私も祖母の立場として、孫の面倒を見るべきとがんばっていました。
しかし、思っていたより無理をしていたようで、気づいたら体や気持ちが疲弊してしまっていたのです。
急にプツンとなり、その日から何をするにも体が重くて…
そこで孫との関わり方に改めて向き合い、距離感などを考え直しました。
今は程よい関係性を保てており、心身も回復しましたよ。
そこで、この記事では、孫を面倒と感じることや面倒見の避け方、面倒を見ないと起こることなどをご紹介します。
孫を面倒に感じている方は、ぜひこの記事を参考にして負担を軽くしてくださいね。
孫の面倒見たくないと思う人は多い
孫の面倒見たくないと思う人は、実は少なくありません。
孫は、可愛がるだけでいいから良いのです。
それなのに、孫の面倒を見てほしい、しつけをしてほしい、孫育てをしてほしい、というのは話が違うと感じてしまっても不思議ではありません。
結果として、孫の面倒を見ることに戸惑いや悩みを抱えることもあるでしょう。
私は孫と過ごす時間を楽しんでいましたが、ある日「今日はもう疲れた」とすぐに感じるようになりました。
孫の体力と好奇心は、私たち祖父母の体力や気力の限界を軽く超えていきます。
そして、「孫の面倒見たくない」という感情になってしまうのです。
祖母でも孫は面倒と感じることはある
先程の話は、もちろん祖母のことも含みます。
祖母であるからと言って、すべての瞬間を孫と過ごしたいと思うわけではありません。
祖母の体力や忍耐力には限りがあります。
年齢や健康状態によって、孫の世話を負担に感じることは普通のことです。
私も、孫は可愛いけれど、時にはその面倒を見ることが負担に感じます。
私のように感じる祖母はきっとたくさんいるはずです。
元々子どもが苦手で、あまり関わりたくないという人もいるでしょう。
祖母であるからといって、孫のすべてを受け入れられるわけではないのです。
孫の面倒が疲れることへの対策
孫の面倒が疲れることへの対策は、自分の体力に応じて休息を取ることです。
孫の世話や面倒を見ることは、喜びと同時に疲労も伴うものです。
元気あふれる子どものエネルギーについていき、注意を向けることは大変であり、祖父母の体力や精神を消耗します。
そのため、自分の状態を見極め、適度な休息やリフレッシュタイムを確保することが重要です。
自己ケアを怠らず、自分自身の健康を優先しましょう。
自分の体と心を大切にすることが、孫との関係を長く続けていくための秘訣です。
孫の面倒にお金がかかることへの対処方法
また、孫の面倒を見ることに、お金がかかることもあります。
おもちゃや衣類、教育や娯楽活動にかかる費用など、孫に対してお金を使うことは珍しくありません。
しかし、祖父母であるからといって、すべての負担を負わなければいけないわけではありません。
自分の経済状況を考慮し、適切な範囲内での負担にすることが重要です。
他の家族との協力や費用分担を話し合うことで、経済的な負担を軽減する方法も模索してみましょう。
孫との時間を楽しむためにも、どれくらいならお金がかかることを許容できるか、バランスを考えることが大切です。
実家にいる孫の面倒を見ることは避けられない?
実家に孫がいる場合、祖父母が面倒を見ることが当たり前のように思われることがあります。
しかし、それは正しい考えではありません。
まず面倒を見るべきは、孫の両親です。
自分たち自身で子どもの面倒をどうにかできないような状況なら、子をもうけるのは正直無責任な振る舞いと言えるでしょう。
当たり前に面倒を任せられないように注意してくださいね。
とはいえ、すでに孫が生まれているのであれば、そう言って拒否するだけでは解決しません。
- どこまでなら引き受けるのかラインを引く
- 引き受けてなにか問題があっても責任は取れないと宣言する
- 自分たちで生活を回せるように改善すると約束させる
などして、状況を変えていきましょう。
ほかの親族にも相談してみて、孫の面倒見を分担することが重要です。
孫の面倒見ないのもOK
祖父母であっても、孫の面倒を見ないことは選択肢の一つになります。
自分自身の時間や健康を守ることは大切です。
孫には、他の人たちとの関わりや経験を通じて成長する機会を与えることも重要でしょう。
孫の面倒を見ることは、祖父母の義務ではありません。親の義務です。
孫に対して責任を感じることは自然ですが、あなたの生活すべてを犠牲にすることではありません。
あなた自身も幸せで充実した時間を過ごしてよいのです。
孫の面倒みたがると思われるのもトラブルの元
一方で、孫の面倒を見たがり過ぎる思われると、それはそれで他の家族や関係者との間でトラブルが発生するおそれがあります。
孫に対する偏りや不公平さ、他の家族の負担感の差などを感じることがあるようです。
そのため、公平でバランスの取れた関係を築くことが重要です。
孫だけでなく、他の家族との時間や関わりも大切にしましょう。
祖父母の面倒を孫が見てくれることもある
祖父母自身が年齢を重ねたり、健康状態が悪化したりすると、孫たちに祖父母の面倒を見る役割が生じることもあります。
むしろ、こちらのケースのほうが多いかも知れません。
この場合も、一方的に孫だけに負担をかけることは避け、家族全体で協力し支え合うことがポイントです。
誰が誰の面倒を見るようになるかは、その時にならないと想像がつきません。
どのような場合でも、世代間で支え合い、感謝の気持ちを忘れず、互いに支え合うことが大切です。
孫の面倒を見たくないことを伝える方法
それでも孫の面倒を見たくないと感じる場合は、それを他の家族や関係者に伝えることが必要です。
孫の面倒を見たくないという気持ちを伝えるのは言いづらいことです。
しかし、率直なコミュニケーションを通じて、自分の気持ちや理由を説明しましょう。
相手の理解を得るために、感謝の気持ちや他の貢献方法を伝えることも効果的です。
一緒に解決策を探すことで、より良いバランスを見つけることができるでしょう。
孫の面倒を見てくれないと思われたときに起こりうること
孫の面倒を見ないと思われることによって、さまざまなトラブルや誤解が生じる可能性もあります。
他の家族からの非難や批判、孤立感や罪悪感、関係の悪化など、様々な影響が考えられます。
しかし、自分の意思や限界を尊重し、他人の期待に振り回されることなく、自分自身を守ることが重要です。
私たち祖父母には自分の人生があり、常に孫の世話をするわけにはいきません。
他人の期待に応えようとしすぎると、自分自身の健康や幸福が犠牲になることも。
自分の感情を大事にし、適切なバランスを見つけることが大切です。
まとめ
祖父母であっても、孫の面倒を見ることに悩みや負担を感じることはあります。
また、孫と同居しているとしても、孫の面倒を見ることは当たり前ではありません。
面倒を見ることを期待されているのなら、家族間で役割分担をしっかり決めることが重要です。
孫の面倒を一切見ないとすることも、一つの選択肢です。
ただ、孫の面倒を見たくないということは、言葉を選んで伝える必要があります。
年月を重ねれば、孫にあなたが面倒を見てもらう場面も次第に増えてくるでしょう。
自分自身の幸せや健康も大切にしつつ、家族全体で協力し支え合うことが重要です。
まずは、自分自身の感情を大切にし、無理をしないこと。
孫との良好な関係を続けていくためにも、現状をより良くしていきましょう。
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