孫が生まれたら、ああしたりこうしたりしてあげたいと思っている祖父母は多いです。
その内の一つとして「孫に手作りプレゼントをあげたい」という思いを持つ方は少なくありません。
私も、手編みの靴下など送りたいと思ってました。
そして実際に、孫のお出かけが増える月齢のとき、念願の手作りの靴下をあげたのです。
孫の親に「ありがとうございます!」と言ってもらえて嬉しく思ったものの、その後送ってもらった写真を見るとあんまり履かせてない様子。
モヤモヤしつつ孫の服装のパターンをしばらく観察してみると、どうも親の趣味に合わなかったようなのです。
悲しさはもちろん、悪いプレゼントをして困らせただろうなと申し訳なく思いました…
これは私だけでなく、孫への手作りプレゼントは実は迷惑に思われることが多いんです。
しかし、手作りプレゼントのすべてがダメではなく、喜ばれるパターンももちろんあります。
実際、その後しっかりと対策をすることで、私が悲しいプレゼントをしてしまうことは無くなりましたよ。
困らせるプレゼントから卒業できてよかった…!
そこでこの記事では、孫への手作りプレゼントを迷惑に思われないための方法についてまとめました。
- 孫に手作りプレゼントをしたいけど迷惑に思われたくない
- 孫への手作りプレゼントで失敗しない方法を知りたい
という方は、ぜひ読み進めてみてくださいね。
孫への手作りプレゼントで迷惑に思われるのは自分の考えだけで用意してしまうから
孫への手作りプレゼントを自分の考えだけで用意すると迷惑に思われがちです。
なぜそんな悲しいことが起こるかと言うと、具体的には以下の理由があります。
- 孫親子との興味や関心が違うため
- 孫親子の期待するものと離れているため
- 相手家族の生活環境や価値観に合わないため
孫への手作りプレゼントはより愛情を伝えられる一方で、贈る側の思い込みだけで作ってしまうと大きくすれ違ったものになってしまいます。
その結果、困らせたり迷惑に思われたりしてしまうのです。
孫を思ってのプレゼントがそんなことになるのは悲しすぎます…
孫への手作りプレゼントを迷惑に思われないようにする方法
孫への手作りプレゼントが時に迷惑と感じられてしまうのは、贈る側である祖父母の一方的な思い込みや価値観が影響していることが原因です。
そこで、そのような状況を避け、孫に真に喜ばれる手作りプレゼントを用意する方法として以下の3点をご紹介します。
- 孫の親の意見を聞く
- 孫の年齢や成長に合わせる
- 相手の生活環境や価値観に沿わせる
それでは順に詳しく見ていきます!
方法1、孫の親の意見を聞く
まず1つ目は、孫の親の意見を聞くことです。
私たちの時代と孫家族の時代とでは、好きなものや興味が持つものがずいぶんと変わってきています。
私たちが心を込めて作ったプレゼントが、孫家族にとっては全然イマイチなことも。
そんなズレを直すには、彼らの興味や流行りをちょっと調べてみる、孫の親との会話の中で好きなものを聞いてみる、そういう心がけが大切です。
また、孫ぐらいの子どもの興味はすぐに変わります。
半年前には車や電車が好きだったのが、恐竜や宇宙を好きになっているかもしれません。
「前に聞いたから」で済まさず、都度確認することを意識しましょう。
方法2、孫の年齢や成長に合わせる
孫の年齢に適したプレゼントを選ぶことも、喜ばれる手作りプレゼントを用意する上で大切なポイントです。
例えば、手作りのシンプルな積み木のおもちゃは赤ちゃんにはピッタリでも、幼稚園児ぐらいの子どもにはやや物足りないです。
その年齢なら、移動式のポケットや髪を可愛くまとめられるシュシュなどのほうが喜ばれるでしょう。
フェルトで作ったしかけ絵本やおままごとセットなどもおすすめです!
孫の年齢や発達段階に合ったプレゼントを選ぶことは、彼らの成長を応援する素敵な方法です。
孫の年齢や成長に応じて彼らの能力や興味が変わることを理解し、それに合わせたプレゼントを考えていきましょう。
方法3、相手の生活環境や価値観に沿わせる
相手の生活環境や価値観に沿わせるのも、手作りプレゼントを贈るときのポイントです。
例えば、孫たちのお部屋の大きさや、すでに持っているものを考慮してプレゼントを選ぶことも、大人の心遣いの一つです。
スペースに合わない大きなプレゼントは喜ばれませんし、重複したものは扱いに困ります。
また、
- ミニマリストに消え物以外を贈る
- モノトーンが好きな家族にカラフルなものを贈る
なども、喜ばれません。
あなただけが良いと思ったものを贈って自己満足にならないよう、孫家族のことをしっかり考えてプレゼントは用意しましょう。
孫への手作りプレゼントを迷惑に思われないためには品質も大事
手作りプレゼントというと「やや微妙な出来でも御愛嬌」と考えてしまうことがあります。
しかし、昨今のハンドメイド作品は今やプロ級のものが多いです。
例えば上記はハンドメイドマーケットのCreemaですが、見てみると作品のレベルが高くてびっくりします。
拙い作品でも褒められ温かく受け入れてもらえるのは、子どもの作品やよっぽど心の通った相手ぐらいですよ。
また、孫という小さな子どもに手作りプレゼントを贈る場合、以下などの危険性がないことを確認しましょう。
- 角がとんがっていて手に刺さることがある
- 小さなパーツで誤飲の恐れがある
- 紐状になっていて子どもの体に絡まるリスクがある
食べ物なら食物アレルギー物質を含まず、適切な保存で食中毒になるリスクがないなどを押さえてくださいね。
孫への手作りプレゼントは迷惑になりがちだから止めるのも方法の一つ
孫への手作りプレゼントは、どんなに心を砕いても迷惑に思われがちです。
相手もはっきりと断るのは気まずく、受け取ってはいるものの実は困っていることは少なくありません。
私も義母からもらったものの、押し入れにしまいつづけた服がありましたよ…
そこで、思い切って孫への手作りプレゼントは止めるのも一つの方法です。
「迷惑に思われているかもしれない」という不安は、あなたの精神衛生によくありません。
それに既製品のプレゼントなら、もし嫌な反応をされてもダメージが少ないですよ。
手作り品は、手間暇をかけたからこそ受け入れてもらえないときはすごく辛いです…
とはいえ「何か手作りしたもので喜んでほしいという気持ちがどうしてもある」という方もいると思います。
その場合は、先程載せたようなハンドメイドマーケットでハンドメイド作家として活動するのがおすすめですよ。
自分の作品を好んで使ってもらえて、しかもちょっとしたお小遣いになったりもします。
近くに道の駅などあれば、そういった場所にある手作り作品コーナーで売るのもいいですよ。
他人のことは変えられませんが、自分のことなら変えられます。
少しでもあなたが穏やかに幸せに過ごせる方法を選んでくださいね。
まとめ
この記事では、孫への手作りプレゼントで迷惑に思われないための方法についてまとめました。
孫への手作りプレゼントは、愛情を込めた贈り物として特別な価値があります。
しかし、このようなプレゼントが時に迷惑と感じられてしまうことがあり、それは贈る側の一方的な思い込みや価値観だけで作ることで起きてしまいます。
それを避けるのは孫家族にしっかりと意見を聞くことが必要です。
また、孫家族に会ったときに彼らがどんな趣向なのか思いを馳せることも大切です。
とはいえ、私たち祖父母に正直に言えず、迷惑だという気持ちを秘めていることも多くあります。
孫家族の反応にモヤモヤしたり不安に思ったりして心が落ち着かない場合は、手作りをやめて既製品をプレゼントするのも方法ですよ。
既製品だと伝わる愛情に不安があるなら、たっぷりのメッセージを添えればOKです
孫に心から喜ばれるプレゼントが贈るためにも、広い選択肢を持っていきましょう。
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