こんにちは!
孫が帰省してくるのを楽しみにしているおじいちゃん、おばあちゃんは多いのではないでしょうか?
その一方で、孫の帰省の準備や対応に追われて「疲れる、面倒だ」と感じている人も。
私も初めは手探りなことばかりで、翌日グッタリした経験があります…。
そこでこの記事では、孫の帰省にまつわる準備のコツや注意点、そもそも帰省ってどれくらい?いつまで続く?といった疑問などについて、祖母の目線でお伝えします。
ぜひ参考にして、孫の帰省に備えてくださいね。
孫が帰省するのが楽しみ
帰省は孫の成長が見られる機会のため、再会を楽しみに思う祖父母は多くいます。
孫と一緒に過ごすことは、祖父母にとって特別な時間です。
そこで、より楽しみたいなら、一緒に作るクラフトグッズや遊び道具を用意してみてはいかがでしょうか?
高額な必要はなく、とにかく孫が楽しんでくれそうという観点で選びましょう。
また、孫と過ごすために、日々体力をつける運動をしたり健康管理を心がけたりするのもおすすめです。
特にアクティビティを一緒にやりたい場合などは、ふとした運動や移動でもスムーズについていける体力があるとより楽しめますよ。
孫の帰省が嬉しい気持ちを写真に残すのもおすすめ
孫の帰省を嬉しいと感じた気持ちは、ぜひ記念写真に残しましょう。
- リビングでパシャリと日常を残す
- 動物園や展示会などの出先で写真を撮る
撮った写真を孫の家族に贈れば、飾ってくれることもあります。
孫と写真を撮れる機会はどんどんと減っていきがちなので、チャンスがあれば撮っていきましょう!
孫が帰省したあとが寂しい
孫の帰省が終わって急に家が静かになると、寂しいという気持ちを感じる祖父母は多いです。
特に、遠方に住んでいる場合は孫は時々しか来ないため、より強く寂しさを感じがちです。
この場合、遠方にいる孫と気軽にやりとりできるようにしてみましょう。
例えば、LINE・電話・ビデオ通話など、孫との連絡手段を持ってみる方法があります。
孫が幼いうちは家族写真アプリなどを利用して、孫の親に日常の様子を共有してもらうのもいいですよ。
また、
- 自分の趣味を普段より贅沢に楽しむ
- 地域の活動に参加する
などで、生活に充実感を持たせて、寂しい気持ちを紛らわせるのもおすすめです。
孫の帰省が疲れる
一方で、孫が帰省してくると聞いて「ああ、疲れる日が来る…」と思うこともあるあるです。
孫と過ごすだけとはいえ日頃とは違う生活は、おっくうな気持ちを持ちやすいものです。
例えば、孫の相手をして一緒に遊ぶのは、普段にはない特別な日を過ごすことになります。
最初はよくても途中からは体力が追いつかず、次の日に体に疲れが残っていたという経験もあるのではないでしょうか?
まずは体力的な疲れには、パートナーや家族に現状を伝え、役割分担をしたり負担を軽くしてもらいましょう。
遊び先に案内人のいる科学館やトレーナーのいる施設などを選ぶことで、プロのサポートを受けて遊ぶのも一つの方法ですよ。
孫の帰省は迷惑
また、孫の帰省は迷惑だ、という気持ちまで進んでしまった人もいるでしょう。
孫のわがままにどう対処すれば良いか分からず、ストレスを感じることも多いです 。
「実家に来たらから楽できる」と、孫の親が世話をしないなんてことも。
孫家族が片付けをしないまま帰り、散らかった家を見て疲れてしまうこともありますね…
この場合は、守ってほしい生活リズムやルールを事前に孫の親に伝えておきましょう。
また、親も一緒に片付けや世話をするように約束することで、負担を分散できます。
迷惑に感じていることを我慢せず、状況の改善を試みましょう。
孫が帰省するときの準備は何をすればいい?
それでは実際に孫が帰省してくるとなったとき、どんな準備をすればよいのでしょうか?
例えば、以下のような準備をするのがおすすめです。
- 必要なものをリストアップして用意しておく
- 孫がいるときの過ごし方を考えておく
- 孫の親に手伝いをお願いしておく
例えば、しばらく孫が宿泊していくなら布団のレンタルがおすすめです。
食器類が足りないなら、紙皿や割り箸なども必要になります。
ティッシュやトイレットペーパーも、普段の比じゃないペースで減りますよ!
もちろん、初めから完璧である必要はありません。
孫の帰省を何回も経験しながら少しずつ改善し、より楽に迎えられるようにしていきましょう。
孫が帰省するときの食事はどうする?
孫が帰省するとなると食事の用意も必要ですが、大人数の食事の準備は負担が大きいことの一つです。
特別だからとちょっと豪華な料理になんてすると、準備や調理に時間がかかり疲れてしまうことも。
特に好き嫌いや食物アレルギーがあると、メニュー一つ決めるのも難しいことがありますね…。
そこでしておきたいのが、以下の3つです。
事前のコミュニケーション | 孫の好き嫌いや食物アレルギーについて事前に親と話し合っておき、食材選びの負担を軽減する |
簡単で豪華なレシピの下調べ | ・天ぷらやオーブン料理など、まとめて作れる料理にして手間を省く ・見た目も華やかで簡単に作れるレシピを調べておく |
宅配サービスの下調べ | 食材や出来合いの料理が届くサービスを利用することで、食材選びや調達の負担を減らす |
全部楽にするのは気が引けるという場合は、力を入れる料理を一品選び、それに対して注力して食事を用意しましょう。
孫が帰省するときはチャイルドシートも用意する
帰省した孫を車に乗せる可能性があって孫が幼い場合はチャイルドシートも用意しましょう。
以下のようなサイトのレンタルで用意できるので、孫の帰省の日が分かったら予約してくださいね。
どれにすればいいのかは、以下の観点で選びます。
- 孫の体重に合わせる
- 聞いたことのあるメーカーにする
最近は車に乗った子どもの悲しいニュースも多いです。
「短い距離だから」「乗せないかもしれないし」ではなく、自分の車に乗せる可能性があるならチャイルドシートは必ず用意しましょう。
孫の帰省のときのお金はどうする?
孫が帰省すると交通費・食費・レジャー費用などがかかり、祖父母の経済的な負担が大きくなりやすいです。
私たち世代だと限られた年金収入で生活していることも多く、こうした出費に頭を悩ませることは少なくありません。
そこで押さえたいのが以下の3つです。
- 予算を決める:無尽蔵・無計画に出費せず、孫の帰省に伴う費用を事前に予算として設定する
- 家族間でルールを決める:費用負担について家族と事前に話し合い、孫の親とも協力して負担を分担する
- 無理のない援助にする:お金を掛けるは一定のラインまでにし、お金を掛ける以外のもてなす方法を考える
ちなみに一度決めたら終わりではなく、定期的に見直しや調整をして、そのときのお互いの状況に柔軟に合わせることが大切です。
孫が帰省するときのお小遣いは?
まず押さえておきたいのが、孫が帰省したときにお小遣いを渡すかどうかは、あなたの自由ということです。
もちろん期待している孫や孫の親はいるかもしれません。
あなた自身も祖父母からもらってきたかもしれません。
ですが、それはそれ、これはこれ、です!
「お小遣いあげたいな」「まぁお小遣いあげてもいいか」の気持ちがあるときだけ用意しましょう。
ちなみに帰省した孫に渡すお小遣いの金額は、小学生だと5千円から1万円程度が平均とされています。
これももちろん、あなたの無理のない金額に調整してOKです。
一度始めたら、帰省で来るたびにお小遣いを渡す流れになる可能性が高いです。
そのようになっても老後資金が苦しくならないような金額で、孫のお小遣いを渡すようにしましょう。
お盆に帰省してくる孫への準備や注意点は?
お盆の時期に孫が帰省するのはとても楽しみですが、どんな準備や注意が必要なのでしょうか?
押さえておきたいのは、以下の3つのポイントです。
- できる範囲の事前準備…食の好みやアレルギーの確認、食器・おかし・おもちゃなどの用意
- 簡単で豪勢な料理の用意…レシピの下調べや宅配サービスの利用の検討
- 危険への配慮…コンセントやコードの片付け、家の周りの危険の周知
特に家の周りに海や川などがある地域は、危険性をしっかり伝えることが大切です。
地元民にとっては庭のような場所でも、遠方からの人にはまったくの不慣れで危険な場所になります。
決して悲しいお盆にならないように、十分に注意しましょう。
ゴールデンウィークに帰省する孫への準備や過ごし方
ゴールデンウィークは帰省ラッシュのため、移動が混雑しやすく、孫が疲れてしまいがちです。
そのため、特にこちらに着いた初日は、楽に過ごしてもらうことを意識しましょう。
予定を入れるとしても、あまり移動はないものがおすすめです。
ゴールデンウィークならではのイベントは数日間開催されることが多いため、柔軟に調整してくださいね
孫の帰省の頻度はどれくらい?
家を普段よりもキレイにしたり、特別な食事の準備をしたりと、孫の帰省は祖父母にとって大変な面もあります。
そのため、帰省の頻繁がどれくらいになのかは、気になるところです。
一般的には、孫の帰省の頻度は年に1~3回ぐらいとされています。
正月やお盆などのイベントに合わせて帰省することが多いため、そのぐらいの回数になるようです。
孫が帰省するのは何歳まで?いつまで続く?
孫が帰省するのは何歳まで?いつまで続くの?と疑問を持つ方もいると思います。
よくあるパターンとしては、孫が成長するにつれて学校や友人関係、部活動などの影響で帰省の頻度が減ることです。
特に中学生以上になると、自分の予定を優先したい!と家族の予定は後回しにすることも。
孫の親が仕事で忙しくなったり、祖父母の体力が厳しくなったりすることも帰省頻度に影響しますよ。
ただ、一般的にはそうでも、結局はあなたの孫家族がどうかです。
あなたの思いに合わせてうまくアプローチして、帰省の頻度を増やしたり減らしたりと調整してみましょう。
孫が帰省しないときはどうしたらいい?
孫が帰省しないことについては、以下の2つのどちらの状況なのかで対応が変わってきます。
- 以前は帰省していたのに最近帰省しない
- 元々孫が帰省してこない
まず、以前は帰省していたのに最近帰省しない場合、孫の中で祖父母の存在が希薄になってしまった可能性があります。
寂しいですが…
孫は育つにつれて色々な楽しみを見つけるので、仕方がない部分も少なからずあります。
ただ、
- 日頃のやりとりを増やす
- 帰省ならではの魅力や楽しさを伝える
などで、帰省を考えてくれることもあるので、アプローチはしてみましょう。
一方で元々孫が帰省してこないのは、
- 孫の親が帰省に抵抗を持っている
- 孫の中で「帰省する」という選択肢がそもそもない
などの可能性があります。
孫の親が原因の場合、その親との関係改善が必要です。
ですが、ほとんどの場合大人同士の関係改善は一朝一夕でどうにかなるものではありません…。
そのため、以下のような孫が帰省しないメリットを考えて気持ちを落ち着かせつつ、コツコツと孫の親と向き合いましょう。
孫が帰省しないメリット
- 時間もお金も自分のためだけに使える
- 浮いたお金でよい食事をしたりできる
- 家を掃除したり、食事や泊まりの用意などをしなくて済む
もう一つのそもそも帰省の選択肢が孫になくてこない場合は、シンプルに「こっち遊びに来ない?」とまずは連絡してみることです。
断られるかもしれませんが、誘い文句を用意してまた声をかけ、帰省のことを考えてみてもらいましょう。
息子夫婦と孫が帰省する場合に気をつけたいポイント
息子夫婦と孫が帰省する場合、お互いに気持ちが緩みがちです。
他の人には確認することも、「言わなくても伝わるだろう」なんて思ってしまうことも。
孫のことを誰かが見ていると思ったら、一人で遊んでたなんて冷や汗はかきたくないものです。
息子夫婦といえど、確認すべきことや気をつけるべきことは、しっかりとやっていきましょう。
まとめ
孫の帰省は、家族にとって特別な時間を一緒に過ごす機会です。
準備や対応には手間がかかるかもしれませんが、少しの工夫でその時間をより楽しく、思い出深いものにできます。
大切なのは、無理をせず楽しむこと。
息子夫婦や他の家族とも協力しながら、適度な休息を取りつつ、孫との時間を大切にしてください。
家族全員で過ごす時間を大切にし、ステキな思い出をたくさん作っていきましょう。
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